男性ホルモンを引き出すには競争心を煽るのがおすすめ

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男性ホルモンを引き出すには競争心を煽るのがおすすめ

競争心や闘争心は、男性の本能とも言うべきものです。太古の時代、男性が持つ競争心や闘争心は、人間どうしだけでなく、他の動物に対しても発揮されていました。

人類の遠い祖先は猿の仲間だといいますから、その頃は他の猿とも競争や闘争をしなければ、餌にもありつけなかったのです。

実は、数多い猿の仲間の中でも、人類の祖先は落ちこぼれだったと言われています。力が弱く猿の仲間の競争や闘争に負けた人類の祖先は、安全な森林を追い出され草原に追いやられたのだそうです。

森林での生活に適した猿にとって、草原は危険な場所でしかありません。森林なら隠れる場所もありますが、草原で猛獣に見つかったら逃げ込む場所すらないのです。

そこで、切羽詰まった人類の祖先は、立ち上がることを覚えたのです。立ち上がれば遠くまで見通せるので、近づいてくる猛獣をいち早く発見することができます。

こうして2本足歩行をするようになった人間は、前足で歩く必要がなくなったため、物をつかむのに都合がいいように発達していきました。

その結果棒を握って獲物を襲ったり、道具を使うことを覚えて頭脳が発達していくようになります。

このように、人類が今日のような発展を遂げたのは、他の猿との競争や闘争に負けたことがきっかけだったのです。

しかし、これはたまたま人類の祖先がラッキーだっただけの話で、多くの場合競争や闘争に負けたらみじめな結果が待っています。だから、基本的に男性は競争や闘争に負けてはならないのです。

競争心や闘争心を煽ると男性ホルモンが出やすい

競争心闘争心1

女性と比べると、男性は競争や闘争に敏感にできています。競争や闘争があれば、そこにのし上がるチャンスがあります。

人間の過去の歴史のほとんどは、競争や闘争をきっかけとしてチャンスをつかみ、のし上がった人が天下を取ってきました。信長も秀吉も家康もナポレオンもみなそうです。

競争心や闘争心がわくと、男性はゾクゾクするような、ワクワクするような感覚を覚えます。これは、心地よくさえあります。

これから闘争があるというのに、心が躍るのはおかしなことです。なぜなら、それに巻き込まれるととんでもない目に遭う可能性が高いのです。

場合によっては、命の危険さえあります。でも、男性は闘争を求めます。それは財産を得るためであり、名声を得るためであり、女を得るためなのです。

競争心や闘争心を煽ると、男性は脳から男性ホルモンが出やすくなります。これが闘争を前にして心地よくなる理由なのです。

昔から武者震いという言葉があるように、男性は戦いを前にするとハイテンションになるのです。男性ホルモンが大量に分泌して体の中に回っていくと、男性はひと回り強くなったように感じます。

いや、実際に少しだけ実力がアップしているのです。男性ホルモンは男性が持つ実力を、120%引き出す力を持っています。

競争や闘争というと悪いことのようですが、これはスポーツに置き換えることもできます。スポーツにおける競争や闘争も、本質的には同じものなのです。

また、ビジネスにおける他社との競争もこれに似ています。競争や闘争の場面になると心地いいので、人間はいろんな場面で疑似的に競争の場面を作り出してきたのです。

男性ホルモンを出すには競争が効果的

前述しましたように、男性が十分に力を発揮するには、競争する環境を作ることが大切です。スポーツでも仕事でも、男性は競わせると負けじ魂に火がついて、俄然頑張ろうとします。

それは、人間がまだ猿の仲間だった頃に繰り返していた、雌をめぐる闘争に通じるものがあります。

スポーツでも仕事でも、勝った先にあるものはお金だったり名誉だったりしますが、多くの場合その向こうには女性がいるのです。

だから、男性が頑張るのは、女性の称賛を得るためと言っても過言ではありません。そして男性をそのように駆り立てているのは、男性ホルモンなのです。

男性ホルモンが競争心を駆り立て、競争することでさらに男性ホルモンが分泌されるようになります。

ゲームでもスポーツでも効果は同じ

男性が持つこのような競争心や闘争心は、これがいい方向に向かうと素晴らしい成果につながります。

しかし、万が一悪い方向に向かうと、最悪の場合軍事競争に走って戦争に突入することもあります。戦争は男性が持つ競争心と闘争心が、最悪の形で現れたものです。

ゲームやスポーツは、この男性が持つ競争心と闘争心という諸刃の剣を、コントロールするために生み出されたと言っても過言ではありません。

もしこの世界にゲームやスポーツがなかったら、男性が持つ競争心と闘争心をうまく発散する場がないために、もっと悪い方向に向かっていったに違いないのです。

良くも悪くも、競争心と闘争心は、男性を駆り立てて人類を発展させてきた原動力なのです。

その原動力の元となるのは男性ホルモンであり、そのもっと先には女性の存在があります。何のために男性ホルモンがあるかというと、それは女性をゲットするためなのです。

男のフェロモンもガッツリ分泌される

男性が競争心や闘争心に駆り立てられているときは、フェロモンも出っぱなしになっています。

サッカーなどの試合を見て女性が熱狂するのは、選手たちが発散するフェロモンを感じ取っているからなのでしょう。

試合になるとものすごい量のフェロモンをまき散らし、普段でも普通の男性以上にフェロモンを漂わせているから、スポーツ選手はモテるのです。

理想は競争に勝ち残ること

競争すれば、必ず勝者と敗者に分かれます。勝者には得るものが多いので、誰でも勝者になりたがります。

この勝者と敗者を比べた場合、おそらく勝者のほうが多くのフェロモンを出しているのでしょうね。

フェロモンの元は男性ホルモンであり、男性ホルモンが多く出ているほうが戦いを有利に進めることができます。

だから勝者のほうが、男性ホルモンもフェロモンも多いはずなのです。

勝てる競争で戦うのがおすすめ

ずっと昔は、男どうしの競争や闘争といったら、命を懸けて戦うことしかありませんでした。

つまり、負けたほうはその場で命を落とすという、厳しいものだったのです。

それは競争の種類が少なかったから、命を的にした戦いしかできなかったとも言えます。日本でも、何らかの理由で武士どうしが刀を抜いて立ち会えば、多くの場合どちらかが命を落としました。

日本だけでなく海外でも同じで、こういう不毛な争いの歴史がどの国でも長い間続いていました。しかし、現代では命のやりとりをするような競争は、ほとんどありません。

それは、一度敗れたからといって終わりではないことを意味します。刀を抜いて勝負すれば負けたらそこで終わりですが、現代の多くの勝負は何度でもやり直しができます。

さらに、現代では勝負事の種類も多いので、Aで負けたら今度はBで巻き返すといったことも可能です。

そのため、現代の競争で大事なのは、自分が勝てる競争で戦うことです。一例を挙げますと、ホンダは自動車メーカーとしては後発で、長年にわたって常にホンダの前にトヨタと日産が立ちはだかっていました。

自動車の製造販売では、ずっとホンダは1位になれないままだったのです。ところが近年、ホンダがジェット機を製造開発して、世界中から注目を集めています。

いまやホンダはプライベートジェット機の分野では、世界でも指折りの企業になりつつあります。これはトヨタにも日産にも真似できないことです。

自動車業界ではトヨタと日産にあと一歩及ばなかったホンダですが、ジェット機産業ではダントツの1位を獲得しています。

このホンダの例を見ればわかるように、これからは勝てる競争で勝負する時代なのです。

男を競争に駆り立てる男性ホルモンの正体

男性ホルモンが男性を競争に駆り立て、その繰り返しが人類の歴史を作ってきたと言っても過言ではありません。では、そもそも男性ホルモンとはどんなものでしょうか。

男性ホルモンにはいろんな種類がありますが、その中でも注目すべきはテストステロンという男性ホルモンです。

テストステロンは男性を男性らしくするためのホルモンで、まさに男性を競争や闘争に駆り立てるのがこのホルモンなのです。

男性ホルモンは女性の中にもあり、女性ホルモンも男性の中にあります。といっても、男性には男性ホルモンが圧倒的に多く、女性の中にも女性ホルモンがほとんどで、男性ホルモンはわずかしかありません。

男性ホルモンは食べ物と家を確保し、家族を守る外向的能力を発揮します。これに対して女性ホルモンは、子供を産み育てる内向的能力を育てます。

つまり、この男性ホルモンが持つ外向的能力が、競争心や闘争心となって現れるのです。

人間は胎児の初期の段階では、まだ男性でも女性でもありません。しかし、受精から2か月ほどたつと、性染色体により男女に分かれます。

このとき、男性染色体を持った胎児には、テストステロンが大量に分泌(アンドロゲンシャワー)され、男性化していくのです。

このアンドロゲンシャワーは2~3歳までに急激に増え、第二次性徴期にも大量に分泌され、精巣が発達して性衝動が高まり、がっちりした体になるなど、男性的な特徴を表していきます。

男性ホルモンを増やすには

男性ホルモンの原料となるのはコレステロールです。

コレステロールは,血管に詰まって動脈硬化を招くなどと言われ嫌われる傾向があります。

確かに、コレステロールは健康被害を招く元凶でもあるのですが、一方で男性ホルモンを生成する上でなくてはならない物質なのです。

そのため、コレステロールを摂らない食事を続けていると、男性ホルモンが不足してしまいます。

そうかと言って、むやみにコレステロールを増やしても、男性ホルモンの増加にはなりません。

男性ホルモンを増やすには、ビタミンDを多く摂取することも大切なのです。

また、男性ホルモンを増やすには、適度な運動が必要なことがわかっています。

軽いジョギング程度の運動を定期的に続けるだけでも、男性ホルモンの分泌を高めることができます。

まとめ

男性ホルモンを増やすには、競争心や闘争心を煽るのが有効です。人類はまだ猿の仲間だった遠い昔から、競争や闘争を繰り返してきました。

それは生きるためと雌を獲得するために必要だったのです。この人類の祖先が持っていた気質は、現代の人間にも基本的にはそのまま受け継がれています。

男性は競争や闘争に敏感ですが、それは競争や闘争が頭角を現すチャンスだからです。この男性が持つ気質が、人類の歴史を作ってきたと言っても過言ではありません。

この男性の気質が悪い方向に向かうと、最悪の場合戦争を引き起こします。しかし、これを良い方向に向かわせると、ビジネスやスポーツなどで成功を収めることにつながります。

男性を競争や闘争に駆り立てる原動力は、男性ホルモンにあると言っていいでしょう。

男性ホルモンは、男性が持つ実力を十分に引き出す力を持っています。

男性ホルモンはコレステロールを原料として作られます。

そのため、コレステロールの摂取を抑えすぎると、男性ホルモンが不足してしまうので注意が必要です。

また、男性ホルモンは適度な運動をすることで、正常な分泌を促します。

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