どんな人でも姿勢が崩れると体調も整わなくなり、男性なら精力減退、女性なら冷え性などの不調を伴うようになります。
男らしさをより強くアピールするためには、日頃の仕事やデスクワークなどで乱れてしまった骨格、背骨、骨盤などを整えて、基礎を取り戻しましょう。
どうせならば、たくましい男っぽさをアピールできる姿勢を手に入れて、男の魅力をアップさせてください。
目次
ストレッチとトレーニングで姿勢矯正
背中を伸ばすストレッチ
デスクワークが多いとどうしてもストレートネックや猫背になりやすいため姿勢が崩れてしまいます。
そのため、背中の緊張をほぐして柔らかくしておくと、姿勢が矯正されやすくなり、全身にも体調不良改善など良い効果がでてくれます。
背中を伸ばすに効率的なのは長座体前屈の姿勢でおへそを見るようにすると良いでしょう。
これで背中だけでなく、おしりや太ももの後ろなどもじんわり伸ばせます。全体的にストレッチできればストレッチの時間も短縮できますので効率的です。
ただし、無理に伸ばしたり、長い時間同じ姿勢でストレッチしたりするのは良くないので、毎日コツコツと地道に柔軟をするようにしてください。
体側伸ばしでバランス調整
身体の体側は何もしないでいるとどんどん硬くなって緊張します。骨盤の歪みの原因にもなってしまうので、気づいたらすぐに体側伸ばしを心がけると体調はかなり改善されるでしょう。
体側伸ばしをすると脇の下、肩甲骨周り、骨盤周辺の緊張を解せますので、これも効率的なストレッチになります。
長座体前屈をする前の、足を前に出した状態で床に座り、座った状態で体側伸ばしをするのも効果的です。座ったままできますので、テレビを見ながらでもストレッチできます。
場所があるならばお風呂でもできますので、面倒な準備などもなく、パジャマでもできて手間もかからず、痛みもほとんど無いでしょう。
太もも前の柔軟体操
太ももの前側、膝側のストレッチは身体を前後に倒すためのバランスを整える筋肉などをほぐせます。骨盤矯正の一つとして太もも周り、股関節周りがほぐせれば良いので、スタイルは特に問いませんが、股関節周りをほぐせればOKです。
ものに掴まれる場所で、アキレス腱を伸ばすような姿勢で、イナバウアーをするような姿勢になって少し腰をひねると太ももの前側が伸びて気持ち良い部分があるはずです。
デスクワークが長いと太ももや股関節あたりも固くなるため、血行不良が起こります。血行不良があれば、ペニスに流れ込む血液の量も減り、勃起力は衰えてしまいます。
さらに、血液の巡りが悪くなるので精力減退しやすく、男らしさをアップさせるのとは逆になり悪化する可能性があります。股関節周りはほぐしておいたほうが精力増強に役立ちます。
スクワットで骨盤周りを強化
スクワットは精力増強にも姿勢矯正にも役立ちます。ふくらはぎや太ももを鍛えておけば、血流が改善されやすくなるのでトータルで精力増強を後押ししてくれて、下半身が強くなるため、背骨や骨盤なども安定しやすくなります。
ずっと座っていると足腰が弱くなってしまいますので、意識的にスクワットをして体を鍛え、筋肉をいつでも活性状態にしておくとよいでしょう。
スクワットは無理をせず、筋力の衰えがひどい場合には、何かにつかまった状態でも良いです。とにかく大切なのは筋肉を使うことですので、パワフルに動くことより、運動すること優先でトレーニングしましょう。
姿勢矯正ベルトの使用
仕事中に腰回りのコルセットと姿勢矯正ベルトを使っていれば、姿勢を強制的に正しい位置に保つことができます。これができれば姿勢が崩れる要因を少し減らせて、無理のない状態で仕事もできるでしょう。
トレーニングの効果、ストレッチの効果も高まりやすいです。毎日姿勢が崩れて、毎日ストレッチしていてはプラマイゼロですが、姿勢矯正ベルトを使えば、ゆがみにくくなるので、改善が早まるはずです。
姿勢が正しいと自信も感じられるもの
堂々とした姿勢はかっこいいものである
姿勢が正しいとその人の自信もあると認識されることが多いです。自信があると思われると、その男性には奥深さやダンディさ、男性ホルモンからにじみ出る男らしさや、数々の経験に裏打ちされた感のある貫禄なども感じられるようになります。
筋トレや運動を欠かさない人ほど、体格がよく、筋力もついていて、ガッチリするため、男から見てもたくましく見えるものです。
もちろん、それは女性から見ても同じく魅力的に感じる部分で、筋力があるだけでなく、姿勢もいいとプラスの印象を受けるものです。
姿勢が良ければ筋力がなくても、凛々しさやスマートさを感じ、紳士、エリートのような感覚で見られるようになるので、男を上げるのに姿勢を改善するのは効果的です。
逆三角形の、筋肉ムキムキの、体に芯のある男性はどんな方でもたいてい魅力的で、お笑い芸人だったオードリー春日氏や、相棒ドラマシリーズの水谷豊氏、同じく俳優の阿部寛氏なども姿勢がよく、男らしさがにじみ出ていることが分かります。
姿勢が悪かったり、芯の通っていないようにみえる人は筋肉があってもなかなか魅力を感じ取れません。
正しい姿勢には威厳や安心感もある
日本には古来より正しい姿勢、左右対称なものに対しての美意識がありました。寺院、仏閣も左右整っているものを美しいと感じ、地震でも崩れない芯の強さなどがあると更にその評価は揺るがないものになります。
剣道でも、居合いでも姿勢の美しさはそれだけで相手を威嚇します。空手でも剣道でも型と言われるものがきちんとしていると強いと評価され、姿勢の正しさは時に強さやその人の評価にも影響するものです。
そうした姿勢の整った人と一緒にいると守られている感覚や、落ち着くという感覚を得る女性は多いです。そこに強さを感じるため、敵対していない限り、その正しい姿勢、安定した姿には魅力を感じるでしょう。
ただし、姿勢の良さは時に堅苦しさや厳格さ、威厳、威圧を伴ってしまうので、姿勢を正すだけではなく、心に余裕をもたせられるようにすると更に女性にモテるようになるでしょう。
偉ぶるのと威厳は全く別物
気をつけないといけないのは、胸を張って、威張り散らしたような姿勢になればよいのではないということです。
背骨のきれいなカーブ、骨盤の安定、程よい筋力、肩のバランスなども大切で、仕草や行動、発言なども偉そうにするのではなく、謙虚さと威厳が合わさって初めて、強さを感じるようになります。
よく吠えるものほど弱いと言われるように、本当に強いものはその姿、姿勢、出で立ちだけでどこか違うオーラが出ているものです。
一昔前の漫画などでよく見かけるふんぞり返っている社長のような姿勢をよしとするのではなく、剣道や柔道などを身につけている人の安定した姿勢を真似すると良いでしょう。
年齢も40代、50代に近づいてくると、それだけで威厳が出てくるので、偉ぶるつもりがなくても、姿勢のとり方を間違えると偉そうにしていると思われてしまう可能性があります。
ナルシストになると嫌われるので気をつけて
威厳や自信を出すのとナルシストになるのは別
さすがに姿勢を正すだけでナルシストになることはないですが、姿勢を正して自分大好きアピールをしてしまっていると周りに思われたり、タメ口でいきなり親しく近寄ってきたりすると、そもそも女性はそういう男性を避けます。
姿勢に関係なく、間違った方向に自信がついてしまうと逆に嫌われますので、注意しましょう。
それまで姿勢を正したことがない方や、武術を学んだことがない方、外見ばかりに気が散っていた方は特に年齢を重ねた頃に、思春期の子供のようなナルシストっぽさを出していると稚拙でだらしないと思われてしまいますので、大人の冷静さや心の余裕、安定感をどっしり構えて出せるようにしましょう。
遊んでいる感もでてしまうと、本当の意味であなたを好きになってくれる人がいなくなってしまいます。姿勢を正したり、筋トレをして強くなったと錯覚せずに、心も強くした上で姿勢も正して、男の魅力を高めましょう。
胸板の厚さや肩幅も男らしさの象徴
胸板や肩幅、体の各部の大きさ、腕の太さなども男らしさの象徴で、できればそれらも合わせて個人に適した姿勢を維持するのが理想的です。
肩幅が元々広い方は猫背になると自信がなさそうに見えてしまうので、魔女の宅急便のパン屋さんの旦那さんのように肩幅を生かした姿勢を取れるようにすると良いでしょう。
胸板が分厚い人は、無理に胸を張った姿勢をしなくても良いですが、上半身と下半身のバランスが取れない場合があるので、太ももや腰回りの筋肉を鍛えておくと全体的にバランスが取れて男らしくなります。
生まれつきそれぞれの体格には差がありますが、その差を生かした姿勢矯正をするのがベストです。
自信がなければ筋トレをしよう
精力が減退していたり、勃起力が落ちていたりすると、それだけで自信をなくしてしまう人も多いものです。
それはそれで仕方がないことですが、自信をなくしたままでいるともっと自信が減っていってしまいますので、割り切って分けて考えて、筋トレなどに挑戦しましょう。
筋トレをして、筋肉に自信が持てるようになると自然と理由のない自信が湧いてくるようになります。
背中や腰回りの筋トレで、十分な筋力がついてくれれば、姿勢もきれいに正せて、意味のない自信だけでなく、周りから、第三者から見てもどっしりとした体つきになりモテやすくなります。筋トレをして自分を強く見せられるようになれば、それだけ自信も高まりやすくなりますので、まずは筋トレ、運動から始めると良いでしょう。
まとめ
筋トレは直接自分自身を強くしていることに間違いはなく、その強さを実感できることで、確実な自信につながります。また、筋トレで血行促進や男性ホルモン向上ができれば間接的に勃起力アップや精力増強にもつながってきます。
いまいち自信がないという方は、まずは運動、筋トレが一番の近道です。それ以外には近道はありませんので、本腰を入れて姿勢矯正や筋トレに挑戦しましょう。