男性が発する渋い声、低い声には男らしさを感じさせるホルモンなどが影響している場合が多いと研究で解明されています。
低い声の持ち主のほうがそうでない男性に比べて約3倍は魅力を感じるというデータも有り、ダンディな声の人がモテるのにはちゃんと科学的な理由があるのです。
THE ROYAL SOCIETY
Sounds like a winner: voice pitch influences perception of leadership capacity in both men and women
https://royalsocietypublishing.org/doi/full/10.1098/rspb.2012.0311
目次
声が低い方が男女ともにモテる
研究では低い声の人で模擬選挙をした
声の低い人と、声が高い人を候補者にして選挙をさせた所、男女とも、声が低い人に20%多く投票したという結果が出ました。
少し古い研究データですが、声が低いというだけで得票率が上がるというのはそれだけで有利であることを示唆しています。
また、2018年に更新されたマイナビウーマンのアンケート結果では、約75%の女性が低い声の男性を好きと答えており、声が低いほうが注目を集めるというのは間違いないでしょう。
マイナビウーマン「なぜ惹かれるの? 「低い声の男性」が魅力的な理由」
参考:https://woman.mynavi.jp/article/160927-63/
どちらの研究データも男女100人ほどしかデータを取っていませんが、YouTuberや声優などを調べてみても声の低い人が圧倒的に人気です。
メタルギアソリッドシリーズに登場する主人公のCV大塚明夫氏や、銀河英雄伝説のレオポルド・シューマッハやゼノサーガシリーズのマーグリスのCV中田譲治氏もその声の低さとダンディさが際立っています。
客観的に低い声は頼れそうなイメージがある
物静かで、落ち着いていて、低い声でしゃべるダンディな男性だったら、40代でも50代でも若い20代の女性にモテていてもあまり違和感はないでしょう。
男性から見てもスティーブン・セガールや吉田鋼太郎、沢村一樹のような渋い男性はかっこよく見えるものです。
生物学的に言えば、男性ホルモンが多いと声が低くなるという関連があるため、声の低さはそこに男性ホルモンの分泌量が高い可能性があるという秘密が隠れているのです。
男性ホルモンが多ければ、それだけ力強く、筋肉質層で、男らしさも、もちろん、夜の営みもダンディにこなしてくれそうだというように関連付けられます。
そういった渋い男性がくしゃっと微笑んだり、おちゃめに猫と戯れていたりすると女性はそのギャップにやられてしまうものです。
ただ声が低いだけではダメ
声が低ければよいのではなく、その声に長年の経験や実力、優しさがこもっていなければいけません。
また、外見的に清潔さや整った身なりを維持しているのも大切です。女性にも男性にも優しくて余裕があり、お金の余裕もそこそこあればなおさら良しです。
声が低いだけではなく、そこに人間性もにじみ出ていれば、男としての魅力はさらにアップするでしょう。
声の低さと、渋さはその人の経験や個性も感じさせてくれます。声にも表情にもその人のそれまでの人生が詰まっていますので、歴戦の勇者のような経験と渋い声と落ち着いた話し方を合わせれば男の魅力は確実に高まります。
デートのときや電話で話すときにも、こうしたちょっとしたところで人気度を上げていけば、女性は気持ちの面で満足しやすく、前戯の一つとして、あなたと一緒にいるだけで濡れやすくなるかもしれません。
イントネーションや話し方の特徴も大切
声だけ低くてもあまり魅力はなく、語尾の抑揚や特徴的な発音の仕方があるとよりモテます。
おかしなイントネーションだと逆効果ですが、方言やことわざ、古風な語彙、表現選びなどをしていると魅力は増して、知的な雰囲気も持たれるでしょう。
40代、50代でなくても、若い20代後半から渋い声を出せるようにしていて、大人の余裕も演出できるようにすれば、モテること間違いなしでしょう。
特徴的な話し方をする人、声優として有名なのはサザエさんに登場するアナゴさん(CV若本規夫氏)や何でも出来る山寺宏一氏など、人気がある人は声も、その話し方も、話し方からにじみ出る個性もさまざまです。
低い声を出せるようになったら、その声を使いこなして自分だけの個性的な発声ができるようにしましょう。
ゆっくり話したり、語尾をしっかり発音したり、接続語をはっきりと使うだけでもかなり好印象なイメージを持たれます。
渋い声でも男の魅力を出せる
低くて渋い声の出し方・発声練習
咳払いしながら発声するような「がなり」は渋い声を出す時に効果的です。ガラガラ声を自由に使いこなす感覚ですが、イガイガしているのとは違い、語頭で少しだけがなりを効かせて渋い声を演出できるようなイメージです。
主に大塚明夫氏の声真似をする人たちが練習する時に意識する発声手法で、演歌歌手やビヨンセなどもこのがなりを使って歌うと知られています。
このがなりが使えるようになって、かつ、低い声を出せるようになれば渋い声を演出できるようになり、男の魅力も少し出せるでしょう。
声を低くしていないとダンディさが出ないので、毎日低い声を使ってしゃべるように練習し、音程を少しずつ下げて話せるようにすると次第に低い声が出るようになります。
ただし、急に無理をすると喉を痛めてしまうので、水分補給と喉休めを欠かさず、時間をかけて慣らしましょう。低い声が出にくい人は1カ月から6カ月かけて低い声を出すようにすると無難です。
目標とする声優の声や、声真似している人の声を毎日聞いて、その声を耳で覚えて、自分の発声をそこに近づけていくという練習も良いでしょう。
人によっては、タバコ、葉巻、お酒などもたしなみながら声を少し潰していくというやり方をする人もいますが、声が汚くなってしまうと意味がないので安全に低い声を出せるように工夫しましょう。
声に萌える女性は意外と多いもの
男性の低い声に萌える女性はとても多いです。イケメン王子様のような若い真っ直ぐな声を好きな人もいますが、男性ホルモンの多さを感じ取れるという低い声を嫌いな人はほとんどいないでしょう。
声が低いことと、声が渋いことは若干違いがあり、渋い声を出せるようにするのが良いでしょう。
渋い声を出すには、とにかく毎日練習することと、その声を誰かに聞いてもらうのが一番の近道です。毎日欠かさず練習すれば自然と声を出せるようになりますので、可能であれば女性にその声を聞いてもらって、アドバイスもはっきりもらうと成長が早いです。
この低い声は年齢を重ねるほどに出しやすくなりますので、既に40代になっている方は、ぜひ練習してみてください。うまくいけば声で男性らしさを高めたように演出させて、モテ要素を高められるかもしれません。
カラオケで美声を出せるのも高評価ポイント
人前で歌うのが恥ずかしいという人もいますが、カラオケで歌を自信満々に歌えるとその自信や、歌のうまさで男性の評価は上がります。
歌は練習すればするほどうまくなり、発声の仕方や抑揚の工夫は年齢にかかわらず誰でも練習すれば身につけられます。
しかし、あまり歌の練習をする男性はいないので、カラオケで上手く歌える人はそれだけで、他の男性と差をつけられます。
男性ホルモンが多いと渋い声が出やすい
ダンディーな話し方や発声で魅力を高めて
男性が声変わりをするのは、成長期に男性ホルモンの分泌量が増えるからという理由があります。男性ホルモン、声帯の特徴なども合わせて出せる声、出せない声もあります。
ある程度までは練習次第で低い声を出せるようになるため、男らしい魅力を努力次第で引き出せることになります。
プロテイン補給や筋トレなどで男性ホルモンの分泌が増えれば低い声を出しやすくなるかもしれませんので、精力サプリなどを飲む意味も出てくるかもしれません。
優しさを感じさせる話し方も大切
低くて渋い声を出せるようになったら、語りかけるように優しい話し方を出来るようにするともっと効果的です。良い声が出せるようになっても使う言葉や言い回しが雑だと男性の魅力は半減します。
大人の余裕を感じられるような話し方を身につけて、女性が安心して身を任せてしまうような声を身につけると女性とセックスするときにも、女性をイカせやすくなるかもしれません。
耳元でイケボでつぶやいたり、日頃からイケボで話せるようにすれば、声を工夫していない人に比べればモテるのは間違いありません。
科学的なデータでも声が低い方が魅力的だと分かっていますので、精力サプリ、男らしい趣味だけでなく、相手とのコミュニケーションで真っ先に聞かせられる声にも気を遣いましょう。
声には自信も男の余裕も出てくるもの
婚活でも合コンでもその人の態度、仕草、声には、その人の個性がにじみ出るものです。発言内容や使う言葉でもその人の魅力が分かりますが、渋い声を出せる人は、より男らしさをアピールする武器が増えることになります。
かっこいい渋い声を出せれば、声優の声真似として飲み会のネタにもでき、カラオケでもイケボで歌えて、セックスするときにもイケボで女性をイカせられるとなれば声を鍛えるデメリットはありません。
時間がかかってもいい声を身につけて、自信にもつなげて、男らしさを高めてみてください。
まとめ
重厚感のある渋い声には、人生経験やたくましさ、力強さがあるように感じさせる魅力があります。低い声は男女ともに魅力を感じるという科学的なデータも出ていますので、時間をかけてダンディな声を出せるようにしましょう。
いい声を出せるようになると自然と自信も湧いてくるようになりますので、その自信があるという男の余裕も女性にモテる要素として男の魅力を高めてくれるはずです。
芸人のクロちゃんのような生まれつき高い声でない限りは、練習次第で低い声が出せるはずですので、男の魅力を高める要素の一つとしてぜひチャレンジしてみてください。